複数拠点の場合には転勤があり得る
仕事探しをするときには転勤の有無を確認しましょう。求人票に転勤があり得るかどうかが記載されていることもありますが、特に記載がない場合には転勤の有無を判断できません。拠点が一つしかない企業に応募する場合にはほぼ転勤はないと考えられます。しかし、複数の拠点があったり、グループ会社があったりすると転勤や出向になる場合があるので注意が必要です。転勤になると想定していたところとは違う職場で働くことになります。見学した職場が気に入って働き始めた場合には、新しい環境に移るのが嫌になる可能性があります。また、持ち家の場合には通勤が難しくなって引っ越さなければならないこともあるので、転勤の有無には気を付けましょう。
事業拡大を検討している企業も注意
拠点が一つしかない企業で働く場合にも、将来的に転勤がまったくないとは言い切れません。これから事業拡大をする計画を立てていて、新しい拠点の場所を検討していたり、すでに手配が終わって拠点が増えたことをプレスリリースしようとしていたりする場合があります。新しい拠点で働く人員を確保するために募集をしていることもあるので、入社して間もなく転勤になる可能性もあります。事業が好調で今後、エリアを広げていきそうな企業は転勤の有無に注意しましょう。応募前に担当部署に問い合わせることも、面接のときに質問することもできます。もし転勤があると厳しいのなら、雇用契約書に転勤なしという言葉を入れてもらうように交渉しましょう。